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原口畑プティ・マンサンオレンジ 2021(日・辛口)
かみのやま市内 自社畑産ブドウ100%使用
ブティ・マンサン
Kaminoyama Japan
蔵王おろしの寒風に耐えながら上山のブティ・マンサンは凝縮されます。
皮由来の成分を適度に抽出する事で核果系
や和柑格の香りへ蜂蜜の風味に入かなスモーキーさが、かろやかに絡みます。
瓶熟成を経るごとにオレンジ色へと変化する晩成型の酒質です。
ウッディファームのワインはすべて、私達が自社期で育てたブドウだけを使用しています。
高温下におかれますと劣化の原因となりますので、冷暗所での保管をお願いいたします。
[プティマンサン]
私達の管理する畑で、最も早く萌芽し、最も遅く収穫される品種が最晩熟品種プティマンサンです。
小ぶりの房にバラバラと小さい粒が実り、皮が厚いために果汁の取得率は恐ろしく
低い栽培家泣かせでありながら、笑ってしまうほど糖度と酸度が高いのが特徴です。
現在(2024.12)は約0.7haの畑を一文字短培で管理しています。
水捌けのよい黒土からは熟したパイナップル、パッションフルーツなどの南国果実を感じさせる熟度の高いブドウが実ります。
高貴な香りの輪に包まれるワインには他を圧倒する魅力が在ります。
また異なるブドウ品種との親和性も高く、少しブレンドするだけでワインの重厚感が増します。
ここ上山にしかできないワインの中核をなす品種となる確信を得たことから、今後プティマンサンの植栽面積を増やしていきます。
私達はプティマンサンを通して、
四季折々の魅力を放つ【威風堂々とした蔵王連峰】のようなワインを目指します。
【Wine Story】
プティマンサンの記念すべき1stはオレンジワインとして仕込みました。
リリースから暫くして飲む機会に恵まれ、熟成後の驚きの味わいの変化から着想しています。
醸しによる一長一短を整理し、熟度の高さは必要ですが特に酸度とphを重視し、オレンジワインに在りがちな薬っぽさ、スモーキーさ、苦味の多さが控えめになるよう意識しています。
オレンジ色・・・よりは濃い黄金色。枇杷や桃、リンゴやパイナップルのコンポートにバニラやシナモンの甘いスパイス。洋菓子の様な甘い香りな
がら、金属的な酸味とドライな後口。余韻にはくどさが無いため、重たく感じる事もなく楽しめるでしょう。
【Technical Supplements】
9月以降の好天に恵まれた2021年のプティマンサンは順調に収穫期を迎えました
醸しのスタイルどは対照的に、酸度が高く phの低い区画から醸し発酵を行っ般的には果皮からカリウムが溶出する事で酸度が低くなり、phが上がります
うな最も熟度の高い果実を使用した重厚な味わいのオレンジの美味しさもあり
かなフレッシュさも感じられる醸しの味わい。初年度に仕込んだ2017年をイメります。
畑で十分に選果し、約1週間の低温浸漬を行いました。別に小仕込みしていたても外気温は15°C以下)の野生酵母で仕込んだ酸と一緒にプレスし、ステンレスタンクで発酵が完了するのを待ちました!その後古樽で約1年貯蔵し、タンクで休ませ無濾過で瓶詰めしています。