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今年は雨がほとんど降らず、ブドウにとっては非常に厳しい環境でした。
一方で、しっかりとしたワイン用ブドウという意味では、結果的に良い条件だったのかもしれません。
毎年使わせていただいている「たかのはな」森下さんのスチューペンを今年も分けていただくことができました。
昨年は軽くマセラシオンを行い、軽やかな赤?ロゼ?のようなワインでしたが、短期間であってもこの品種特有のほろ苦さが出やすいと感じました。
今年は、マセラシオンを行わず、ダイレクトブレスによる Blanc de Noirs製法で、Pet Nat (Petillant Naturel)を造りました。
雨が少なかった影響もあってか、例年は赤果実系の印象が強いステューペンですが、今年は桃やサクランボ、マンゴー、パッションフルーツといった南国果実を思わせる、完熟した香りと味わいがいっぱいに広がり、うっとり飲み飽きしない万人受け間違いない一本です。
発酵はほぼ最後まで進み、感時はそれほど多くありませんが、自然な甘みとフルーティーさが印象的な仕上がりになりました。
ガス圧もPet Nat としては程よく、噴くか噴かないか、そのぎりぎりの心地よいライン。
ラベル 市川ともか
スパーリングのエッジと深く円みのある甘味から、過酢な運命ながらも自由奔放でプリティな生き方をしたマリー・アントワネットが浮かんできました。
マリー・ブントワネットは甘いものが大好きだったみたいですし、自分の美意識を買き、当時の常識を破っていった女性です。
スパークリングの感じを出すために文字はバンクっぽくしてみました。
サクランボっぽい味わいでフェミーンな雰囲気とのギャップが洒落かな、と思います。
Type :Rose.sparking wine(ロゼスパークリング)
Alcohol: 11.5%
品種:スチューベン
Kaminoyama, Yamagata(山形県上山市入保
Grower(栽培農家): Takayuki Morishita(森下幸行たかのはな)
Maceration(授漬):10 days